儲かる不動産投資は地図から探せ」を読んで学んだ、地方投資のリアルと可能性とは?

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今回読んだのは、伊藤邦生さん著の
**『儲かる不動産投資は地図から探せ』(KADOKAWA)**という一冊。

伊藤さんは、京都大学大学院で物理学を学び、証券会社で11年勤務後に独立。
現在はゴールドスワンキャピタル株式会社を経営し、地方不動産投資で成功者を多く輩出されている方です。

すげーや

本との出会いと、今の自分の立ち位置

最近、自分の人生を少しずつでも良くしたいと思って、不動産投資の勉強を始めました。

私は普段、**内装業(クロス職人)**として15年以上仕事をしています。
リフォームで部屋の雰囲気をガラッと変える、そういう“空間の力”には強く共感できる部分が多いんです。

でも正直言うと、不動産や銀行とのやり取りについてはまだまだ自信がありません。
「法人化はしたけど、これから本格的にやっていけるのか?」そんな不安もあります。


地図から見ることの重要性

この本では、「地図を使って物件を見る力」がとても大事だと何度も語られていました。

印象に残った具体例:

  • ショッピングモールや学校の近くの物件は強い
    → 生活環境が整っていると入居者が付きやすく、空室リスクが減る。
  • 工場の近くは慎重に
    → 工場が閉鎖すると一気に人が出ていく可能性がある。
  • 橋の外側の物件は、内側より人気が落ちる傾向がある
    → 地形や心理的距離感も大事な判断材料になる。

読んでいて、Googleマップや航空写真を見る目が変わりました。
数字だけではなく、「人が住みたいと思う場所か?」を考えるクセがついたのは、大きな学びです。


銀行との関係に自信がない自分へ

やっぱり自分が一番苦手だと感じているのが、「銀行との付き合い方」です。

この本でも、地銀(特に第一地銀)との関係作りや、融資を受けるための考え方について書かれていて、とても勉強になりました。

正直に言うと、私は中卒で、いわゆる“学歴”はありません。
でも、著者の伊藤さんも「真面目に取り組む姿勢」が最も大事だと言っています。

自分で言うのもなんですが、仕事は手を抜かず、コツコツ続けることには自信があります。
そういった姿勢を見てくれる銀行さんがいるなら、学がなくてもチャンスはあるのかもしれない。
そう思えて、少し勇気が出ました。


千葉もあり?一都三県は外すべき?

本の中では「一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)」は競争が激しく、初心者が手を出すには難しいと書かれていました。

ただ、自分は元々「千葉もアリかも」と思っていただけに、ちょっと迷いもあります。

でもこれも一つの気づき。
「なぜ千葉がいいと思ったのか?」
「どのエリアなら初心者でも戦えるのか?」
これを地図や実際の物件を見ながら、自分の目で確かめていきたいと思っています。

頑張ろう、たぶんまだ遅くない


まとめ:職人だからこそ見える視点がある

私はクロス職人として、多くの物件の“中身”を見てきました。
「この部屋、内装きれいだけど手抜きだな」とか、「お客さんが喜ぶ間取りだな」といった視点は自然と養われています。

だからこそ、職人の目線×地図リサーチという組み合わせは、自分にとって強みになるのではと思いました。

不動産投資はまだまだ初心者ですが、コツコツと学びながら、真面目に取り組んでいこうと思います。
興味を持った方は、ぜひこの本を手に取って読んでみてください。

初心者にとっても、前向きになれる一冊でした。

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