日常には予期せぬ小さな喜びが潜んでいる。それは、思いがけない場所での発見かもしれないし、
予期せぬ出会いから生まれることもある。
今回、私たち夫婦に訪れた小さな幸せは、100均ショップでの出会いだった。
私たちの家には、茶トラ猫のおいもと、三毛猫のこうめちゃんがいる。
ある日、100均ショップをぶらぶらしていると、偶然にもおいもに瓜二つのキーホルダーを見つけた。そのキーホルダーは、まんまるのお顔部分だけを模した、拳くらいのサイズで、黄色と茶色が交じり合った、とても愛らしいものだった。
特にどこにつけるわけでもないのに、そのキーホルダーがあまりにもおいもに似ているため、
つい手に取ってしまった。店内にはその猫のキーホルダーは残り一つ。
これは何かの縁だと感じ、妻にもこの可愛らしさを共有したいと思った。
妻とは別の場所で違う買い物をしていたので、彼女が見つけやすいように、
キーホルダーを店の1番前にわざと置いておいた。そして案の定、妻はそのキーホルダーを見つけ、
「これ!見て!かわいい!」と興奮気味に持ってきた。その瞬間、私たちは笑顔になった。
家に帰って、そのキーホルダーを三毛のこうめちゃんの横に置いてみると、
まるでおいもがそこにいるかのよう。言い過ぎかもしれないが、その場にいた私たちにはそう見えたのだ。言い過ぎだ。
こうして、100均の一角で見つけた小さなキーホルダーは、私たちにとってかけがえのない宝物となった。これは、ただの物ではなく、私たちの日常に寄り添う小さな幸せの象徴なのかもしれない。
このブログを読んでくださったあなたにとって、何気ない日常の中で見つける小さな喜びが、今日もあなたの心を温かくしてくれますように。
そして、私たちのように、些細なことから幸せを見出すことができる、そんな瞬間が一人でも多くの人に訪れますようにー。
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